ヒーラーの選び方How to select healer
ヒーリング先進国のイギリスでは、スピリチュアルヒーリングは、政府の保健診療適用の対象です。
英国国民は、比較的安価に代替医療・補完医療として、ヒーリングを日常的に受診することができます。
アメリカでは、日本発祥の手かざし療法・レイキヒーリングは、保健診療適用となっています。
しかし、日本は、戦後の教育方針で、精神性の追求が排除されてしまったという歴史背景もあってか、エネルギーで人体を癒すというスピリチュアルヒーリングの理解度は、政府にも国民にもそれほど深みはありません。
従って、保健診療適用というレベルに今の日本は達していないので、ヒーリングを受けたい方の経済的負担は決して軽いものではないと言えるかと思います。
余談ですが、プロとして開業する以前の私は、すべて無償でヒーリングを施してまいりました。
ちなみに、お金の授受の有る無しと、エネルギーの良し悪しは無関係です。
プロとして活動するということは、普段の生活の中で出会う友人知人の枠を超え、全国あまねく、ヒーリングを必要とする方々に対し、私の存在を知って頂くというマーケティング(宣伝)活動を実践していくということにほかなりません。
マーケティング活動には、現実的に費用が必要です。
ですので、きょう本日頂くヒーリング料金は、未来に出会うかもしれない人々と私をつなぐためのマーケティング活動に投資していきます。
私のヒーリングセッションが、有償である理由については、このことをご理解頂ければ幸いです。
さぁ、それでは、いよいよヒーラー選びについて、お話しをしていきましょう!
要するに、賢いあなたが持つと良い判断基準です。下記に列記しました。
ヒーラー選びのための判断基準とは……
1)あなたとヒーラーの信頼関係Relationship of mutual trust
ヒーラーに対しココロを開けるかDo you open your heart for a healer?
あなたがヒーリングを受けたいテーマは、あなたの大切な個人情報です。
その大切な個人情報を、ヒーラーに対してココロを開き、安心して伝えることができるかどうか、とても重要な判断基準です。
この意味は、法律的な個人情報保護方針を整備しているとかいうレベルを超えた、あなたとヒーラーの、全人格対全人格の交流の信頼レベルの問題です。
料金を払う前にこの件を確認するためには、そのヒーラーの発信する情報、例えばホームページの文章とか、発行しているメルマガとかをよくあなたの目線でチェックし、直感で良いので、確信を得られるかどうか、まずそこが第一ステップです。
この時点ではまだまだわからない場合は、問い合わせのメール(勇気があれば電話)を入れてみると良いでしょう。
もちろん、問い合わせのやり取りは、ヒーリングのセッションそのものではないので、全般的なヒーリングの方針とか、あるいはあなたのテーマにどのようなスタンスでヒーリングに臨むかといった事前の話題となるでしょうけれども、あなたが信頼を寄せられるヒーラーであるかどうかを知る大きな手がかりになるでしょう。
メールには、24時間ルールと言う暗黙の返信期限がありますので、すくなくとも翌日の同じ時刻までには返信してくれるヒーラーが良いですね(ただし、ヒーラーの休日は除いた期限で考えた方がよいでしょう)。
特に注意すべきことBeing careful in particular
期限の次に重要なのが、返信(または電話での会話)の中身です。
稀に、上から目線で対話するヒーラーも存在しますので、要注意です。
人間、誰でも、生きていれば、人生の山谷を経験します。
もし、今のあなたが谷底にいるとしても、それはたまたまそういう人生の時期であるに過ぎません。そういう相手に対し、山の頂上から声をかけるような態度のヒーラーであれば、あなたとの信頼関係構築は不可能。
今のあなたの問題のレベルに、同じ目線で向き合ってくれるヒーラーである必要があると思います。
もっとも、いつまでもあなたの立ち位置に居続け、一緒に悩んでしまうようなヒーラーであれば、それはそれで大問題です。ときに、きっぱりと決心を促すような言葉をくれるようなリーダーシップもあなたが選ぶヒーラーに求めてもいいでしょう。
あなたの感性を信じて、「この人だ!」と思えるヒーラーと出会ったら、あとは「エイヤァ!」と決断して、実際のヒーリングを受けてみてくださいね。
2)ヒーラーの活動動機Activity motive of healer
あなたが気になるヒーラーが、なぜヒーラーの仕事をしているのか……ここを知りましょう。
【愛と奉仕の精神】……キレイごとに聞こえるかもしれませんが、やはりここが原点となっているヒーラーを選べば間違いないでしょう。
この対極にいるのが【儲かる商売だという精神】……目にみえないものを扱うので、普通のビジネスのように、在庫が重荷になったり、消費期限が来たりすることがありません。
そういうオイシイ点だけに目が行き、実際は高次元とのチャネリングコントラクトもなく、ただ単に、ティーチャー(そのヒーラーの師匠)から教えてもらった“ヒーリングセッションの型”どおりにヒーリングするヒーラーも存在します。
中には、エネルギーを体感しないヒーラーもいるようで、こういう人がもし商売上手というだけで繁盛しているとすれば、恐ろしい話です。
このあたりの見極めは、その人の人生ストーリーを見れば判断可能です。
プロフィールをよく読み、その人がヒーラーとなる経緯の中に、必然性だったり、天からの意図すなわち選ばれた人であるような感覚が見いだせればオッケーです。
また、そのヒーラーがあとに続く人材を育成しようとしているか……具体的には、お弟子さんを取っていたり、あるいはヒーラー養成講座のようなことをしているかどうか、それも重要な判断材料となります。
なぜなら、もしそのヒーラーに【愛と奉仕の精神】がなければ、接近したお弟子さんや講座の受講生は、遅かれ早かれ、その姿を見ぬいてしまうでしょうから。
ですので、継続性をもってそのような活動をしているヒーラーであれば、その時点で、ある程度の人徳やらエネルギーの扱いのレベルは合格点を与えても良いと思われます。
3)ヒーラーのライフスタイルLife style of healer
“医者の不養生”とか“紺屋の白袴”とはよくいったもので、ライフスタイルが貧相だったり不健康だったりするヒーラーは、その時点で落第ヒーラーですね(笑)。
ヒーラーは、人を癒す以前に、セルフヒーリングといって、自分自身を癒す達人でもあります。
真っ当なヒーラーであれば、毎日のセルフヒーリングは日課となっているはずです。
なぜなら、セルフヒーリングの時間は、とても快感だからです。
例えば、ある日、人混みに出かけたら、相当ネガティブエネルギーの影響を受けるものですが、就寝前にセルフヒーリングをすれば、そういった影響はすべて排除されて、ゆったりとした気持ちで眠りに入ることができます。
あるいは、ヒーラーといえども、社会的な付き合いでお酒を飲むこともありますが、多少の飲みすぎは、やはり就寝前や翌朝のセルフヒーリングで、改善させることができます。
万が一にも、こういった日々のエネルギーワークをヒーラー本人がしていないのは、かなりの自己矛盾です。
反対に、毎日セルフヒーリングしているヒーラーだとすれば、ヒーラーの現在のライフスタイルが、そのヒーラーのエネルギーレベルを繰り返し活用した成果なわけです。
もっとも、クライアント(ヒーリングの依頼者)とヒーラーという関係からでは、容易にヒーラーの生活様式まで把握することも困難でしょう。
ですので、リサーチ法としては、例えばホームページのプロフィール写真の身なりとか、メールや電話での対応の物腰などで、あなたの感性がどうイメージするか、それが頼りとなります。
ヒーリングの世界に興味関心を寄せられるあなたであれば、すでにそのようなセンスは高まっているはずです。あなたの感性が何と言っているか、これがひとつの大事な判断基準となってくるでしょう。
さぁ、いかがでしたでしょうか?
もし、「こんなヒーラーがいるんだけど、キビノタカシなら何て思うかなぁ?」という方がいらっしゃれば、問い合わせフォームからメッセージください。私も興味あります(笑)。